採卵から1週間経ちました。
採卵のことまだ書いてませんでしたが、結果からサラッと報告すると11個の卵子がとれて、そのうち6個が胚盤胞まで育ったとのことでした。この胚盤胞ちゃんたちはそのままPGT-Aへ送られ、大体3週間ほどで結果が出ます。
と言うわけで、本日ドクターとのzoomアポイントメント。
まず、友達にも勧められた子宮内膜生検(Endometrial Biopsy & Uterine Scratch)を移植前に行う価値について質問したところ、どちらもscientifically disapproved なのでうちではやってないと言われ光の速さで会話が終了した…
続いてメイン議題の凍結胚移植タイミングについて。今回採卵された胚盤胞のPGT-A結果を待たずに次のリセットが来たらそのまま前回採卵した胚盤胞で移植に臨むか、今回のPGT-A結果を待つか…(ちなみに後者を選んだ場合、年末が絡んでくるので移植は来年になる) 。それから待つと言うことは、今回の結果次第で採卵3回目を検討していると言うことになるけれど正直言ってそこまで想定していなかった。
私たちは2人子供を望んでいるので、PGT-Aをパスした胚盤胞を4つ確保することが凍結胚移植に進むタイミングだと考えている。今回6つの胚盤胞が育ったわけだけれども、確率的にPGT-Aをパスできる胚盤胞は3つ。前回の感じだとそれより少ない2個の可能性もあるし、もっと少ないかもしれないと心の準備しておきたい。
移植に進む場合のみ次のリセットきたら連絡くださいということでアポは終了したけれど、その後旦那さんとの話し合いで珍しく揉めました。
お互い待つことには抵抗はないものの、その2ヶ月を移植に向けたリカバリー期としたい私と、タイミングバッチリとって最後の自然妊娠に賭けたいと希望する旦那さん。
旦那さんの意見に首を縦には触れずにいると、彼は本当に本当に珍しく少し険しい顔で「じゃあ自然法はもう一生試さないのねっ?!」と質問してきた。
「ちょっと待ってくれ。PGT-Aの結果や、これまでの経験から私は多分流産しやすいってわかってきたところでの体外受精だったんだよね?私は過去の流産経験から自然妊娠は若干トラウマだし、流産したら悲しいという心の傷は夫婦一緒だけれど、身体的に最後まで流産をやり遂げなければいけないのは私なのよ。」
すると今度は少し寂しい顔をして “I feel sentimental about natural pregnancy” と言って黙ってしまった。
彼がこんなにも自分の意見を通そうとしてきた事って体外受精始まって以来初めてなので私も困ってしまった。付き合って以来いつも私の意見を最大限に尊重してくれた旦那さんのことを考えると、不妊問題では私の方から色々強要してた部分もあったかなと反省して「うんわかるよ、本当は自然妊娠したいよね」から話し合いをしてみた。すると旦那さんも流産の懸念を忘れてプッシュしてごめんねと言ってくれて感情的にならずに歩み寄って会話を進められた。
結局身体を休ませたいのでタイミングは排卵検査薬反応したあたりを狙い撃ちで取っていこうということになりました。つまり私たちの体外受精は今日をもって年納めとなりそうです。2021年は大殺界かよと言わんばかりの不運なあれこれに見舞われ続けたのでここで一度区切りをつけて2022年にフレッシュスタートを切ろうという考えにお互い満足できてよかった。
夫婦は会話が一番だ。