初移植

初移植

移植日。

コロナのせいで旦那さんは立ち会えませんでしたが、私は朝からウキウキワクワクで1人で行ってこられるよーとかませるくらいかなりテンション高め…このビビりの私が。

9時半クリニック入りして着替えを済まし、大体15分後には施術台に上がっていました。
施術室はクラシックミュージックがかかっていて、早くも胎教を意識しているのかなと思っていると医師2名(1人は看護士参加もしれない)と培養師さんが登場しました。

説明が始まる前に許可を取って旦那さんと電話を繋ぎ、バーチャル参加が可能となる。続いて本人確認や戻ってくる胚盤胞の状態について説明を受けました。記念すべき第1号に選ばれたのは1回目の採卵で成長してくれた6日目胚盤胞(3BC)です。

お腹にジェルを塗られて外側からのエコーを取り、そして下からはカチャカチャと何らかの器具を挿入された後にカテーテルから胚盤胞が無事お腹の中に戻されました。エコー担当の人が途中からモニターをこちらに向けてくれ、この白いものが胚盤胞ですよー、これが内膜ですよーと丁寧に説明してくれました。そして最後にエコーの画像をプリントしてもらって施術終了!調べてわかっていたけれど、あっという間の出来事でした。時間にすると5分くらいかな?

その後着替えを済ませたら今後の薬の服用や判定日ついてナースから説明があって解散。
薬の服用はほぼ変わらず、
  - Estrace 2mg × 2 (半量になった!)
  - Endometrin 100mg × 3
  - Progesterone in oil / every 3 days

一方その頃、最大限の防寒とホッカイロで完全武装した旦那さんは冷える車中で施術後の過ごし方について色々調べてくれていた、ありがたや。

なんと初期の頃は胚盤胞が重力で流れてしまうと信じられていたそうで、移植後は判定日まで入院して寝たきりで過ごしていたらしい。初期といってもおそらく90年代初めくらいの話で私たちの子供が大人になる頃には今の施術法でさえ、「え、そんな風に採卵/移植してたの?」と驚かれているのかもしれない。

そうそう、帰り際にはもちろんマックに寄ってポテトを注文しましたよ。ジンクスを言い訳にしてただ食べたいだけであるとも言えますが、初移植で舞い上がっている私はもうとにかく移植に関するあらゆるイベントを楽しみたい。ポテトは揚げたてではなかったけれど、移植効果で美味しく感じた。


午後は”移植後は自分のことを妊婦だと思って生活すること”というクリニックからの言いつけを守り(?)、意の向くままたっぷり昼寝をしてダラダラと過ごしました。

頑張って育ってくれた胚盤胞が戻って来てくれたのがとにかく嬉しくて、幸せで、お祭りみたいな
1日でした。
今回の結果が思うようでなくても、胚盤胞という赤ちゃんがお腹の中にいるという事実を素直に
喜んで、今この時も精一杯着床しようとしているこの子にちゃんと応えるように、無駄に不安にならずに私も旦那さんも100%の熱量でこの生命との時間を(医学的にはそうでなくても)妊婦として楽しもうと思います。

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