TRIO検査と検査結果

TRIO検査と検査結果

今サイクルはTRIO検査にあてたのでその時の話を。

TRIO検査というのはPGT-Aでもお世話になったIgenomixさんが提供している検査で、ERA, EMMA, ALICEの3つの検査で構成されています。それぞれの検査内容をざっくり説明すると、

  • ERA ー 着床の窓を調べる (移植のベストタイミングをみる検査)
  • EMMA ー 子宮内環境を調べる
  • ALICE ー 慢性子宮内膜炎を起こす菌がないか調べる

クリニックの熱量的にはERAは受けてみた方がいいかも、EMMA, ALICE は科学的エビデンスに欠ける部分があるし、希望であれば追加すればいいという感じ。せっかくなので全部受けることにしました。

検査方法としては通常の移植サイクルと同様に薬の服用、血液検査、内膜のモニタリングを行なって排卵が近づいたらトリガーショットを打ちます。そしてこれまでの移植と同様、トリガーショットから6日目にTRIO検査当日となります。

検査当日の行程は内膜を生検するだけの至ってシンプルな内容ですが、これが痛い。speculumという器具を使って膣を広げてカテーテルを通し、子宮内膜を引っ掻いて検査に必要な量の繊維を剥がします。担当の人にもよると思うけれども、私が感じた痛みを形容するとすれば人喰いミミズが子宮内で暴れ回ってるという感じ。生検している時間自体はおそらく30秒もなかったかなと思いますが、脂汗がとまらない経験となりました。施術後出血したり、重い生理痛のような感覚が続くという人もいるようですが、私は生検時のショックが強くてその後生理痛があったのは覚えているけど、覚えていない。何回も受けてる方もいるようだけれども本当に尊敬する…。

その後待つこと2週間弱で結果が結果が返ってきました。まずはERA。

ERA検査結果

着床の窓、24時間ほどズレてました!! 次回は1日移植のタイミングを早めて調整を取るそうです。

続いてEMMA, ALICEの結果

EMMA, ALICE検査結果

EMMA ー 子宮内環境としては善玉乳酸菌が極めて低いとのこと。7日間のプロバオティクス膣錠を服用してくださいと勧められる。ALICE ー 内膜症に関わる菌は見つからなかったようです。

Igenomix社のウェブサイトには着床不全の患者さんの73%は着床の窓の調整で妊娠に至るという統計があると謳っているので24時間も移植のタイミングにズレがあった私は次回の移植期待大です。さらに次回使用するのは5日目胚盤胞。こちらもこれまで戻した6日目、7日目胚盤胞と比べて着床、妊娠率が高め。

次の移植が第一子最終回になると信じて、移植周期に突入するぞー!!

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